2010年 08月 18日
「KURA」に神谷千恵さんの記事が掲載されました |
こちら信州限定雑誌ともいうべき「KURA」。
長野の「食」や「旅」「暮らし」などの情報を中心に載せている、
クォリティの高い雑誌です。
その8月号に、うちの店に作品を置いていただいている、
陶芸家神谷千恵さんの記事が掲載されました。
神谷さんの作品はご覧の通り、染付一筋。
身近な草花や昆虫などが細やかな筆遣いで描かれています。
普段使いとして使うにはなんだかもったいないような器ばかりですが、
「毎日使ってます、といわれるのが一番うれしい」
と神谷さんも記事の中で語っています。
昨秋、神谷さんのお宅を訪ねたときのこと。
なだらかな登り坂をどんどん登っていったその行き止まりにお宅があり、
蓼科山を背にして眼下に山裾が広がる、ホッコリしたい〜い場所。
20年あまり前、陶芸家である夫の井出克幸さんとここに住居兼居工房を構え、
以来三人の子どもを育てながら、夫婦二人で陶芸に打ち込んできたそうです。
神谷さんのお宅まではうちから車で1時間ちょっと。
お茶をごちそうになりながら、改めて地図で確認すると、
神谷さんのお宅はなんとうちのほぼ真北に位置し、
直線距離にすると10キロあるかないか。
「エーッ、こんなに近いよ」
「ホントだ」
つまり、神谷さんとうちとの間には奥深い山しかないため、
ぐるっと回って神谷さんのお宅にたどり着いたというわけ。
長野の奥深さを実感した一日でもありました。
by ekimaeshokudo
| 2010-08-18 22:24