2010年 05月 11日
ちくしょー、電気泥棒に行ったる! |
こないだ、へーえなるほどね、という出来事がありました。
2年前に農業をするために東京からIターンでこの町にやってきたK平くん、Kちゃんという若いナイスな夫婦がいるんですが、彼らが店にやってきて、
「カラマツストーブですけど、あれ、やめにしました」
とK平くん。
多品種の有機野菜を作って、それを東京など首都圏に宅配で送るシステムで頑張っているK平、Kちゃん夫婦(GOLDEN GREEN)。
いまは町営住宅に住んでいるんですが、この町が断然気に入ってしまい、家を建てることを決意。新築する家の暖房はやっぱり薪ストーブにしたいというので、だったら、カラマツストーブがいいかもしれない、と私提案したんですね。
カラマツはヤニが多く、ススが出やすいという理由で、薪としてはあまりいい薪ではないんですが、そのカラマツを高温で燃やす優秀なストーブを長野県のNPO法人が最近開発。戦後、カラマツを植林したので長野県の山はカラマツだらけ。そのカラマツを有効利用しようというわけです。
で、カラマツストーブを展示販売しているところへ見学に行ったK平くんKちゃん夫婦、すっかり気に入ってしまい、「カラマツストーブに決めました」。
ところが久しぶりに会ったら、
「カラマツストーブはやめて、電気にしました」
「電気?」
このあと、K平くんはその発電方法を明かすのですが、それを聞いてあたしゃびっくり。
さて、ここで問題です。
カラマツストーブをやめたK平くん、Kちゃんは新築した家のエネルギーを全部電気でまかなうことに決めたのですが、その発電方法はつぎのうちのどれでしょうか?
1、水力発電
2、地熱発電
3、火力発電
4、風力発電
ヒント? ヒントはやっぱり発電方法を聞いた私がびっくり、でしょうか。
長くなるので、答え言っちゃいますね。正解は1の「水力発電」。
いま世界中から「オーッ!」という声が聞こえてきました。
K平くんによると、家のそばを流れる農業用水を利用して発電するというのです。しかも、「使い放題」というくらいたくさん発電できるのだそう。
「それも太陽光発電のように半導体がどうたらこうたらといったフクザツなことはなく、いたって簡単なシステムなんですよ」
とK平くん。太陽光発電に比べたらだいぶ安上がりらしい。
「へーえ、水力発電か、いいなあ」
と感心するばかりのあたし。
「電気ならいくらでもあるので、いつでも携帯のバッテリー充電にきてください」
と威張るK平くん。
「ち、ちくしょーっ。電気泥棒に行ったる!」
K平くんちの水力発電、追加取材して、また報告します。
(昨日今日と今期初の定休日です)。
2年前に農業をするために東京からIターンでこの町にやってきたK平くん、Kちゃんという若いナイスな夫婦がいるんですが、彼らが店にやってきて、
「カラマツストーブですけど、あれ、やめにしました」
とK平くん。
多品種の有機野菜を作って、それを東京など首都圏に宅配で送るシステムで頑張っているK平、Kちゃん夫婦(GOLDEN GREEN)。
いまは町営住宅に住んでいるんですが、この町が断然気に入ってしまい、家を建てることを決意。新築する家の暖房はやっぱり薪ストーブにしたいというので、だったら、カラマツストーブがいいかもしれない、と私提案したんですね。
カラマツはヤニが多く、ススが出やすいという理由で、薪としてはあまりいい薪ではないんですが、そのカラマツを高温で燃やす優秀なストーブを長野県のNPO法人が最近開発。戦後、カラマツを植林したので長野県の山はカラマツだらけ。そのカラマツを有効利用しようというわけです。
で、カラマツストーブを展示販売しているところへ見学に行ったK平くんKちゃん夫婦、すっかり気に入ってしまい、「カラマツストーブに決めました」。
ところが久しぶりに会ったら、
「カラマツストーブはやめて、電気にしました」
「電気?」
このあと、K平くんはその発電方法を明かすのですが、それを聞いてあたしゃびっくり。
さて、ここで問題です。
カラマツストーブをやめたK平くん、Kちゃんは新築した家のエネルギーを全部電気でまかなうことに決めたのですが、その発電方法はつぎのうちのどれでしょうか?
1、水力発電
2、地熱発電
3、火力発電
4、風力発電
ヒント? ヒントはやっぱり発電方法を聞いた私がびっくり、でしょうか。
長くなるので、答え言っちゃいますね。正解は1の「水力発電」。
いま世界中から「オーッ!」という声が聞こえてきました。
K平くんによると、家のそばを流れる農業用水を利用して発電するというのです。しかも、「使い放題」というくらいたくさん発電できるのだそう。
「それも太陽光発電のように半導体がどうたらこうたらといったフクザツなことはなく、いたって簡単なシステムなんですよ」
とK平くん。太陽光発電に比べたらだいぶ安上がりらしい。
「へーえ、水力発電か、いいなあ」
と感心するばかりのあたし。
「電気ならいくらでもあるので、いつでも携帯のバッテリー充電にきてください」
と威張るK平くん。
「ち、ちくしょーっ。電気泥棒に行ったる!」
K平くんちの水力発電、追加取材して、また報告します。
(昨日今日と今期初の定休日です)。
by ekimaeshokudo
| 2010-05-11 11:57
| K平くんKちゃん家の水力発電